グループ補助金をめぐる口利き事件で、あっせん利得処罰法違反の罪で起訴された宮城県議会議員の仁田和廣被告が、保釈金1000万円を納付し25日に保釈されました。

 仁田被告は、2021年2月の福島県沖地震のグループ補助金が交付されるよう水産会社の社長から依頼を受け2022年1月、県職員に交付を働きかけた上、現金50万円を受け取ったとして、あっせん利得処罰法違反の罪で18日に起訴されました。

 仙台地裁などによりますと、保釈金1000万円を納付し25日に仙台中央警察署から保釈されました。

 仁田被告は無実を訴えていて、裁判で争う姿勢を示しています。