宮城県大崎市では、冬の高速道路で多重事故が起きたという想定でけが人の救助訓練が行われました。

 訓練は、路面が凍結した東北道で車3台が絡む事故が発生し1台が横転、車内にけが人1人が閉じ込められたという想定で行われました。

 参加した県警高速隊や消防は、迅速にけが人を救助するための連携のあり方や、通行止めの早期解除に向けた事故処理の手順などを確認しました。

 この訓練は、2021年1月にホワイトアウトが原因で大崎市古川の東北道で1人が死亡24人が重軽傷を負う多重事故が発生したことを受け行われています。

 県警高速隊は、冬の高速道路は速度を落として車間距離を取り、余裕を持った運転を心がけてほしいと呼び掛けています。