宮城県内の水産高校の生徒を乗せた海洋実習船宮城丸が、45日間の航海を終え気仙沼港に帰港しました。

 気仙沼向洋高校と宮城水産高校の生徒計24人を乗せた宮城丸が気仙沼港に帰港し、実習で取れたメバチマグロやキハダマグロなど約1トンを水揚げしました。

 生徒たちは、新型コロナ対策として10月5日の出港から10日間ほど宮城沿岸の海上で健康観察を行ってから、小笠原諸島沖や北太平洋の漁場へと向かいました。

 そのため、最新の航海機器を備えた宮城丸での操業実習の回数は、以前の半分程度に減っているとということです。

 生徒「将来は自分は船舶に乗りたいなと思っているので、とても大きな経験になりました」「自分は将来漁師になりたいと思っているので、今回の経験を経て気仙沼の漁業を支える一員になれるよう頑張っていきたいと思います」

 水揚げされたマグロは、地元の旅館やホテルなどに卸される予定です。