高校野球です。仙台育英は19日、明治神宮大会の初戦を迎えます。甲子園優勝から3カ月、新チームで挑む初の全国大会です。

 10月に行われた東北大会で優勝した仙台育英。次の舞台は、各地域の優勝校が集まる明治神宮大会です。

 大会に向けてこの1カ月は、連携や戦術などのチーム練習は行わず個々のレベルアップと実戦に力を注ぎました。

 この日は、秋の富山大会で優勝した氷見高校との練習試合。試合は終始育英ペースで進みます。

 1年生の湯浅がタイムリーを放つなど、新たな戦力の活躍も目立ち9対3で圧倒しました。

 須江監督「今までチャンスがなかった選手も成績を残している。レギュラーとして活躍した選手も1カ月あったので十分成長した」

 19日の神宮大会初戦の相手は、沖縄尚学です。この大会で優勝すると、優勝校の地域から春のセンバツに出場できる高校の枠が1つ増えます。

 東北地区の出場枠は3つ。東北大会で優勝した仙台育英は、出場がほぼ確実と言われていますが、更に1枠増やすことができれば、東北の高校野球の発展につながると須江監督は語ります。

 須江監督「東北の高校野球は伸び盛りだと思う。この伸び盛りのタイミングを多くの学校と共有したい。3枠より4枠のほうが共有できる。本当に優勝を狙っている」