新型コロナの感染急拡大を受け、宮城県は夜間に限定した大規模接種センターを開設しました。

 県は1日から、新型コロナワクチンの大規模接種センターをJR仙台駅西口近くの仙台TRビルを会場に再開しました。

 日中は仕事や学校で接種を受けることが難しい比較的若い世代の接種率を上げようと、平日と土曜日の午後5時15分から午後8時45分までに実施します。

 接種を受けた人「職場からすぐに来られたり、時間的にも働いている人にとってはありがたい時間」「(感染者が)間違いなく増えてきているので、受けに来て良かった」

 接種するワクチンは、ファイザー製のオミクロン株BA.4と5に対応したワクチンを使います。

 県内に住んでいる人のほか、県外から通勤通学している人も対象です。

 1日当たり280人の接種を予定していて、完全予約制です。

 10日までの予約は全て埋まっていて、次の予約は3日午前9時から電話とインターネットで受け付けます。

 県は30日に出した、みやぎ医療ひっ迫危機宣言の中でもオミクロン株対応ワクチンのできるだけ早い接種を求めています。