宮城県の石巻魚市場で2日朝、脂の乗りの良いまとまった量のサバの水揚げがあり、魚市場は金華さばシーズンの到来を宣言しました。
石巻魚市場佐々木茂樹社長「脂乗り抜群のサバが入荷しております。
本日をもって金華さばのシーズン到来を宣言させていただきます」
石巻魚市場では2日朝、12隻の巻き網船が三陸南部沖で取ったサバ約960トンを水揚げしました。
金華さばは、鮮度や脂の乗りの良い大型のサバだけに与えられるブランドで、2日は基準を満たすサバが多く水揚げされたことから、シーズンの到来が宣言されました。
前年より半月ほど遅く、記録の残る過去9年間で最も遅いシーズン到来宣言に関係者からは安堵の声が聞かれました。
買受人「(魚全般)不漁傾向というかそういうのはありましたね。それで結構我々も苦しいところはあるので、こういう風にサバが来てもらえるのはすごいありがたいですね」 石巻魚市場佐々木茂樹社長「2週間以上例年よりも遅れましたので、これから挽回すべくせめて漁期が長引いて2月なり3月ぐらいまで続けばいいなと思っています」