村井宮城県知事は、16日が期限となっているみやぎ医療ひっ迫危機宣言について、感染者数の推移が好転していないなどとして期間を延長する方針を示しました。
村井知事「好転とは言えませんので、少なくとも延長にはなるだろうと思うがレベルをどうするのか期間をどうするか。この2、3日様子を見て判断したいと思う」
村井知事はこのように話し、2022年11月30日に発出され、1月16日が期限のみやぎ医療ひっ迫危機宣言について、期間を延長する方針を示しました。
宣言では県民にワクチンの早期接種や検査キットによる自己検査などを求めています。
延長が必要な理由として村井知事は、病床使用率が6割を超えていて、感染者数も高止まりが続いていることを挙げました。
村井知事「相変わらず高止まりではあります。病床稼働率も6割超えている状況で決して安心できる状態ではない。この3連休明けて10日からまた患者が増えると思うので、様子を見て今週末までに判断する」
県は今週中にも対策本部会議を開き、専門家の意見を聞いた上で延長期間などを決める方針です。