1月20日は、1年で最も寒さが厳しいとされるですが、宮城県各地で最高気温は3月上旬から下旬並みのところが多くなりました。しかし、この後気温が急激に下がり風も強まる見込みで、寒さへの備えが必要です。
七ヶ浜町の海岸では宮城県神道青年協議会が大寒に合わせて毎年行っている大寒みそぎ」が行われ、若手の神主ら20人が冷たい海に入り1年の無病息災を祈願していました。 参加した神主「自然災害でしたりとかそういった人の力ではどうすることもできない問題がたくさんあるが、神職が祈ることによって一つ一つ解決していく糸口になってくれればいいかなと思っております」
20日の最低気温は、白石でマイナス2.6℃、塩釜でマイナス0.1℃、仙台で0.3℃など、各地で平年よりも高くなりました。
日中はぐんぐん気温が上がり、最高気温は仙台で10.3℃、白石で12.2℃、丸森で13.8℃、石巻で10.3℃などと3月上旬から下旬並みのところが多くなりました。
街の人「上着無くても歩けるくらい暖かいかなと思って。もう春のような感じです」「ちょっと散歩日和というか犬も全然寒くない、いつも服着てるんですけど寒くないので」「初めて東北に来たので寒いかなと思って、カイロ持ってきたんですけど必要なさそう」
しかし、低気圧から延びる寒冷前線が宮城県を通過し、20日夜から冬型の気圧配置が強まるため、気温は夜にかけて急降下し風も強まる見込みです。
上空に流れ込んでいる寒気は、23日にかけていったん緩みますが、その後は10年に一度クラスの寒気が流れ込んでくる見込みです。
24日には、平地で大雪の目安となるマイナス12℃以下の寒気が西日本をすっぽりと覆い、25日の朝には、東日本もマイナス12度以下の寒気に覆われる見込みです。