新型コロナの影響で中止が続いていた宮城県松島町の冬の風物詩「かき祭り」が3年ぶりに開かれ、会場は大勢の人でにぎわいました。
「松島かき祭り」は、特産のカキをPRしようと地元の観光協会などが毎年、この時期に開催してきました。
新型コロナの感染拡大を受けて去年、おととしは中止になり、今年は3年ぶりの開催です。
会場に並ぶ店では、蒸しガキやカキ汁などが販売され、訪れた人は本場の冬の味覚を味わっていました。
【訪れた人】
「何年か前にここへ来て食べたことがあって、その味が忘れられなくて、ぜひ行こうということでまた来たんですけど、本当においしいよね、身がしまっていて本当においしいです」
「すごいおいしいもの食べられてよかったです。なんかいつもと違って(カキから)汁がたくさん出ておいしかったです」
「うまいね、やっぱりね。違うなあって感じです。カキの味が濃いのよね」
またむき身や殻付きのカキが安く販売され、大勢の人が列をつくって買い求めていました。
主催者によりますと今年の「松島かき祭り」には前回2020年より2万3000人ほど少ない、およそ2万人が訪れたということです。