半導体製造装置などの精密部品を製造する山梨県の企業が、宮城県大衡村に新工場を建設することになりました。
大衡村に新工場を建設するのは、山梨県に本社を置く精密部品メーカー信和です。
7日、浜上直也社長と大衡村の萩原達雄村長らが出席して協定締結式が行われました。
信和は、第二仙台北部中核工業団地に半導体製造装置の精密部品などを製造する宮城工場を建設します。
投資額は約12億円で、延べ床面積は約1900平方メートル、3月に着工し11月の操業開始を目指しています。
山梨県の本社に次ぐ第二の製造拠点として、新たな事業展開を図るとしています。
信和浜上直也社長「東北にはいろんな産業の生産拠点もありますし、今我々が持っている技術を他分野の産業にも生かしていただけるんじゃないかなと」
萩原達雄大衡村長「雇用の創出ですね。これが一番期待するところであります」
初年度は地元から10人程度の新規採用を予定し、将来的には20人程度に増やす見込みです。