宮城県石巻市の北上川河口で見つかったクジラの死骸について市は7日、現地の砂浜に埋却しました。

 4日に石巻市の北上川河口に漂着したクジラの死骸について、石巻市は7日朝から業者の協力の下、重機を使って埋却作業を行いました。

 クジラの尾びれにワイヤーを巻きつけ、漂着した場所から100メートルほど離れた砂浜まで重機で引っ張り、深さ約2メートルの穴に埋却しました。

 クジラは腐敗が進み体内にたまったガスが爆発する恐れもあることから、埋却前にガスを抜く作業も行ったということです。

 石巻市水産課伊藤貴之課長補佐「クジラを微生物が分解するまで時間がかかるようなので、場所も場所なので市役所で経過観察しながら対応していきたい」

 石巻市によりますと、これまでの調査で死因は特定できなかったということです。