ロシアによるウクライナ侵攻が始まって、2月24日で1年になります。仙台市青葉区でウクライナの実情を伝える写真展が開かれています。
食料を狙った空爆を受け焼け落ちた食糧庫。粉々になったアパートからは、救出活動もむなしく7人の遺体が見つかったといいます。
仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城では、17日から戦時下のウクライナの実情を伝える写真展が開かれています。
香港出身のジャーナリスト、クレ・カオルさんがウクライナ侵攻が始まった2022年2月から11月にかけて、首都キーウやザポリージャなどで撮影してきたものです。
母の日の前日に戦争で亡くなった息子を悼む女性の姿や、両親と離れ1人マリウポリからザポリージャに避難する少女の写真など約70点がウクライナの深刻な状況を伝えています。
「言葉にならないというか、何とかならないですかね。それが本当の気持ちです
0224ウクライナ斎藤貴広さん「現実に起きてることは想像を超える事態が起きていると。生の現実を今回写真を通して考えていただきたいなと思っています」
写真展0224ウクライナは、青葉区の東京エレクトロンホール宮城で19日まで開かれています。