仙台市の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査結果が示されました。新規感染者数は下げ止まりの傾向が見られるということです。
東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウィルスの濃度などから毎週仙台市の感染者数を予測しています。
先週、仙台市内で感染が確認された人は、予測値2603人に対し1371人と前の週を下回りました。今週は1490人と予測されています。
佐野教授によりますと「下水中のウイルス濃度は前の週とほぼ同じ値で、新規感染者数は下げ止まりの傾向が見られる」としています。