仙台89ERSは、被災地支援の一環で宮城・南三陸町の子どもたちをBリーグの試合に招待することを決めました。志村社長らが南三陸町を訪れました。

 仙台89ERSの志村社長らは20日、南三陸町の佐藤仁町長を訪問しました。町の中学生以下の子どもたちを4月の公式戦に無料で招待します。

 佐藤仁南三陸町長「震災後に89ERSの皆さんが被災地支援ということでベイサイドアリーナで毎年試合をやってもらっていましたので、これからも南三陸と89ERSのつながりは深く続いていくと思います」

 また、空飛ぶ絵本プロジェクトに取り組んでいる片岡大晴選手は町の保育園を訪れ、20冊の絵本をプレゼントしました。

 片岡大晴選手「寄贈させていただいた絵本を通して、大人と子どもの関係コミュニケーションだったりおうちに帰ってお父さんお母さんに絵本を読んでもらう時間が大切だと思っているので、そこにつながっていってほしいと思います」

 仙台89ERSは、これまで被災地支援の一環として南三陸町で試合を行ってきましたが、B1に上がった今シーズンは会場の収容人数の関係でそれが叶わなくなったため、子どもたちを試合に招待したということです。

 仙台89ERSは、スポーツの力で被災地を応援する活動を継続していくとしています。