高校野球春のセンバツです。仙台育英は3回戦に向け調整を行いました。力強い打撃でレギュラーの座をつかんだ選手に注目です。

 慶応(神奈川)との初戦は、延長10回タイブレークの末サヨナラ勝ちした仙台育英は24日、大阪府のグラウンドで調整を行いました。

 龍谷大平安(京都)との3回戦に向け闘志を燃やしているのが、寺田賢生選手です。身長165センチと小柄ですが、力強い打撃が持ち味の内野手です。

 秋は代打での出場がメインでしたが、課題の守備を鍛えセンバツではレギュラーの座をつかみました。

 寺田賢生選手「課題は守備だと思っていたので、この冬は徹底的に鍛えて年が明けてから成果が出て来た」

 慶応との初戦はノーヒットと持ち前の打撃力は発揮できせんでしたが、24日の紅白戦では鋭い当たりのヒットを放つなど仕上がりは順調です。

 寺田賢生選手「長所はバッティングなので、単打でも長打でもどっちでも打てると思っているので、そこで見せていきたいと思います」

 仙台育英は27日の第4試合で、龍谷大平安との3回戦に臨みます。