仙台市太白区の国道で女性をトラックではね現場から逃走したとして、ひき逃げの疑いで逮捕された40代の男性について、仙台地検は処分保留で釈放しました。

 釈放されたのは、大崎市の解体作業員の男性(40代)です。

 男性は2022年8月、太白区鹿野2丁目の国道286号で横断歩道を自転車で通行していた20代の女性をトラックではね、現場から逃走したとして危険運転致傷などの疑いで逮捕・送検されました。

 この男性について仙台地検は、27日付で処分保留で釈放しました。理由は明らかにしていません。今後は、在宅で捜査が続けられます。

 自転車に乗っていた女性は、転倒して骨盤を強く打ちけがをしました。男性は逮捕時、警察の調べに対して「事故を起こした覚えはない」と容疑を否認していたということです。