11日未明、宮城県石巻市の住宅でこの家に住む60代の男性が、侵入してきた男に刃物で刺されてけがをしました。男は現場から逃走していて、警察が傷害事件として捜査しています。

 11日午前3時ごろ、石巻市大瓜の住宅で、2階で寝ていた60代の男性が物音に気付き1階に降りたところ、室内にいた男にナイフのような刃物で腹部を刺されました。

 男性は刺された後に意識を失い、約2時間後に自ら警察に通報しました。

 男性は病院に搬送されましたが、意識はあり会話はできる状態ということです。

 警察によりますと男性は当時、1人で家にいて「男とは面識がない」と話しているということです。

 刃物は血の付いた状態で現場で見つかりました。男は逃走していて、黒っぽい服装をしていたということです。

 近所の人「腹から血が出ている状態でした。こわいですね、誰が犯人なのかね」

 現場に近い稲井小学校では、入学式は予定通り実施しましたが、2年生以上の児童は終日自宅待機としました。