宮城県涌谷町では一足早く極早生種の米、おもてなしの田植えが始まりました。

 一足早く17日から田植えを始めたのは、涌谷町吉住の黒沢重雄さんです。

 3月5日に種まきをして16センチにほどに育ったおもてなしの苗を、50アールほどの水田に田植え機で植えていきました。

 おもてなしは、ひとめぼれが突然変異した極早生種の米です。

 生育期間が短く、ひとめぼれよりも約1カ月早く収穫できます。

 天候に恵まれ、苗は順調に育っているということです。

 黒沢重雄さん「新米として割と早い時期に出てきますので、喜んでおいしいねって食べてもらうお米にしたいなと思っております」 おもてなしの田植えは、計5ヘクタールの水田でゴールデンウィークにかけて行われ、農薬や化学肥料を使わず栽培するということです。

 稲刈りは8月20日ごろを予定していて、収穫量は20トンを見込んでいるということです。