仙台空港の利用客用の駐車場に、カーポート型の大規模な太陽光発電の設備が完成しました。電気料金を抑えることや、二酸化炭素の排出削減が目的です。
25日に空港の関係者などが出席し、設備の完成を祝いました。
屋根にソーラーパネルを備えたカーポート型の太陽光発電設備が設置されたのは、仙台空港に1900台分ある利用客用の駐車場のうち、約570台分です。
発電される電気は一般家庭400世帯分で、仙台空港のターミナルビルで使う電気の23%を賄うということです。
仙台国際空港岡崎克彦取締役「昨今のエネルギー資源価格の上昇に伴って電力代金の負担というのは大変大きなものになっていますので、(電気料金の)上昇のインパクトは減らすことができた」
仙台空港では、残りの駐車場についても同様の設備を設置し、電気料金の負担軽減や二酸化炭素の排出削減を進めることを検討しています。
この太陽光発電によって、仙台空港のターミナルでは二酸化炭素の排出量も23%削減できるということです。