木材に親しんでもらおうと、仙台市で開かれている全国都市緑化フェアの会場に、木工品づくりや木を使った遊びを体験できるコーナーが設けられました。

 緑化フェア会場の青葉区の西公園にあるのは、その名も「ウッドストリート」です。

 27日は東北大学の研究室など約10団体が出展し、木製の椅子のほか箸をつくるコーナーや、木のおもちゃで遊べるブースを設けました。

 木の箸を作った小学生「やすりで削ってすべすべにするのがすごく楽しかった。焼きそばとか、つくったラーメンを食べたい」

 子どもと来た女性「(木に)触れ合う機会がそんなにないので、こういうのがあったりすると新鮮で、楽しいです」

 出展した東北大学・前田匡樹教授「自然に育っている樹木も大事ですし、生活の中で食器だとか家具だとか建物にも使えるということをぜひ知ってほしい」

 このイベントは28日も午前10時から開かれます。来月18日までの緑化フェアの期間中、「ウッドストリート」は出展者を変えて毎週末に予定されています。