食料品の値上げで困窮する学生を支援しようと、JAグループ宮城が東北工業大学に宮城県産米で作ったおにぎりを贈りました。

 東北工業大学八木山キャンパスで行われた贈呈式では、JA全農宮城の阿部茂副本部長から渡邉浩文学長に目録が手渡されました。

 JAグループ宮城では、食料品値上げの影響を受けた学生を支援しようとおにぎりの配布を行っていて、農薬や化学肥料を減らした環境保全米のひとめぼれを使ったおにぎり600個が配られました。

 学生「めちゃくちゃおいしいです。5月は本当にかつかつで、少ないお金でやってきたんで本当にうれしかったです」

 東北工業大学によると、学生の約3割は1人暮らしをしていて、物価高で負担が増し朝食を抜くなど食費を削る学生が増えているということです。

 JA全農宮城阿部茂副本部長「体調管理が気になりますので、しっかりと朝ご飯を食べていただければと思っています」

 JAグループ宮城では年度内に7回、計3300個のおにぎりの配布を予定しています。