震災の津波で甚大な被害を受けた町が、花火で観光振興を目指します。9月に宮城県亘理町で、音楽と融合した花火大会が開催されます。
亘理町荒浜の鳥の海公園を会場に9月30日、東北未来芸術花火が開催されます。
音楽のリズムや曲調に合わせて打ち上げられる芸術花火は、有料のイベントとして全国各地で開催されていて宮城県での開催は前年に続き2回目です。
全国から19の花火業者が集結し、1万発を超える花火が1時間にわたって打ち上げられます。
東北未来芸術花火2023中田源プロデューサー「前回もそうだったんですが、95%以上の方が町外からいらしているということもあるので、来ていただいて亘理町を好きになっていただくというのが一番の目的ですね」
チケットは6月3日から販売が始まり、亘理町のふるさと納税の返礼品としても購入できます。
実行委員長の山田周伸亘理町長は、前年あいにくの天気で大輪の花火を見ることができなかったが、その思いを晴らすべく関係者一丸となって皆さまを向かい入れたいとしています。