春の高校野球宮城県大会は28日に決勝が行われ、仙台育英が4大会連続27回目の優勝を果たしました。
決勝に進み、既に東北大会出場を決めている仙台育英と仙台商業が対戦。
仙台育英の先発田中優飛は2回、味方のエラーで得点圏にランナーを置いて、仙台商業7番も佐藤志太。詰まった当たりがヒットとなり先制を許します。
仙台育英はその裏チャンスで、6番湯浅が
センター前に弾き返し同点に追いつくと、続くチャンスでピッチャーの田中が犠牲フライを放ち自らのバットで勝ち越しに成功します。
ストレートに強さがあったので変化球も生きたと話した田中。7回を被安打1、13奪三振の好投でチームを春の県大会優勝に導きました。
仙台育英田中優飛選手「先発として失点はしたんですけど、最低限のゲームメイクはできたので良かったと思います」
仙台育英須江航監督「(東北大会では)1試合でも多くやりたいと思うので、1戦1戦勝ち上がってできれば組み合わせ抽選で小さい山を引いて4試合やりたいのが本音です」 東北大会出場残り1枠を懸けた東陵と仙台一高の3位決定戦は延長11回、タイブレークの末に仙台一高が勝利。38年ぶりの東北大会出場を決めました。
東北大会は6月7日から11日、岩手県で開催されます。