宮城県登米市にある宮城県長沼ボート場で、ガソリンの保管方法が登米市の条例に違反する可能性があった問題で、県は新たにガソリンの保管庫を作ることを明らかにしました。
県長沼ボート場では、ボートや備品を保管する艇庫でボートの燃料となるガソリンを保管していました。
ガソリンの保管方法について登米市の条例では、40リットルを超える場合は保管庫の設置と届け出が必要ですが、県は対応していませんでした。
県によりますと29日、関係者による話し合いが行われ約350万円をかけ、艇庫の横に広さ3.7平方メートルの保管庫を作ることを申し合わせました。
県は、前年度の予算に保管庫の整備費を計上していましたが、福島県沖地震の対応に追われて2024年度に繰り越していました。 県は、設置する業者を決める入札を6月に実施する考えです。