宮城県大崎市で日本刀を集めた展示会が始まり、多くの刀剣ファンが訪れています。
元木博昭カメラマン「刀剣展の会場では、市役所の外まで長い列ができています」
来場者「正直びっくりしました。こんなに人がいるとは思ってなかったんで」
大崎市役所で開かれている日本刀の展示会には、全国から刀剣ファン約500人が列を作りました。
この展示会は大崎市役所の新庁舎開庁を記念して開催され、会場には大阪府の一般財団が所有する日本刀約500振りが展示されています。
国の重要美術品、大倶利伽羅広光(おおくりからひろみつ)です。竜の彫り物があしらわれ、伊達政宗公が江戸城の石垣工事の褒賞として徳川家から与えられた名刀です。
鎌倉時代に作られたとされる、乱藤四郎(みだれとうしろう)。乱れた刃文が特徴です。
会場には国の重要美術品のほか、村正や虎徹など名工が制作した刀が展示されていて、刀剣ファンを魅了しています。
来場者「銘だったりとか刃文だったり、いろいろ見比べやすくて見やすかったり、展示が工夫されてるなというのを感じました」
会場で、は刀を手に取ることができるイベントが行われていて、体験した人は緊張した様子で触れていました。
体験した人話「ずっと触ってみたかった刀に実際に触ることができて、とても幸せな時間でした」
この展示会は、6月5日まで開かれています。