宮城県が6日に発表した新型コロナウイルスの感染者数は4週ぶりに増加し、5類移行後で最も高くなりました。
2日までの1週間に確認された感染者数は1医療機関当たり6.05人で、前の週と比べて1.38人増えました。
感染者数が前の週を上回るのは4週ぶりで、5類移行で定点把握が始まって以来、最も多くなりました。
全国的に感染者数が増加傾向にあることを受け、日本医師会の釜萢常任理事は5日、「新型コロナの感染が新たな波に入った」との見方を示しました。
日本医師会釜萢敏常任理事「第8波から現状は9波という状況になっていると判断することが妥当ではないか」
県は、複数の感染症が流行していることから、手洗いやマスクを着用するなどして、注意するよう呼び掛けています。