2022年10月、グループ補助金をめぐるあっせん利得処罰法違反の罪で起訴された、宮城県議会の仁田和廣議員についてです。仁田氏がkhbのインタビューに応じ、10月の県議選に立候補することを明らかにしました。

 仁田和廣県議「僕は悪いことをしていないということと、ファミリー(や有権者らが)が一生懸命、僕の支援にまわってくれた。そういうことで再度立候補の意思を示した」

 仁田県議はこのように述べ、10月13日に告示される県議選に9選を目指し多賀城・七ヶ浜選挙区から無所属で出馬することを明らかにしました。

 仁田県議は、2021年の福島県沖地震をめぐってグループ補助金が交付されるよう水産加工業者から依頼を受けて県職員に働きかけるなどして、業者から現金50万円を受け取ったとして2022年10月に起訴されています。

 公職選挙法では、一定以上の刑が確定した場合などに被選挙権が停止されますが、仁田県議の裁判はまだ始まっていません。