宮城県教育委員会は、県立高校の入試について受験生や教員の負担軽減を図るため、WEB出願の導入に向け専門委員会をつくります。
県立高校の入試に関する審議会が開かれ、県教育委員会がWEB出願の導入に向けた専門委員会を設けることを認めました。
県立高校の入学試験では、受験生は願書に氏名や生年月日などを手書きし、教員は各教科の成績や出欠の記録などを調査書に記入する必要があります。
県教育員会の担当者「WEB出願の導入によるメリットにお示ししたように、受験生や学校の負担軽減が期待できると考えました」 専門委員会は秋に設置され、WEB出願のセキュリティやネット環境の確保といった課題を調査します。
調査書では地域移行が進みつつある校外での部活動をどのように記載するかという課題もあり、精査します。
入試のWEB出願は福井県、三重県、広島県の県立高校で導入されていて、県教委は3つの県を参考に進めたいとしています。