マイナビ仙台レディースの宮澤ひなたが、サッカー女子ワールドカップで得点王に輝きました。日本人史上2人目の快挙です。
なでしこジャパンは惜しくもベスト8で敗退しましたが、宮澤が5ゴールを決め得点王に輝きました。なでしこジャパンが優勝した2011年のドイツ大会で澤穂希さんが受賞して以来、日本人史上2人目の快挙です。
宮澤ひなた選手「素直にうれしい気持ちと実感が無いのと良く分からないというのが一番正確かなと思います」
世界の強豪と戦い5つのゴールを決めた宮澤。特に印象的だったというゴールは。
宮澤ひなた選手「スペイン戦の2点目です。あの瞬間しかないっていうくらいのタイミングで走り出して、今だっていう瞬間も分からないまま脚を振っていた。本能的に脚を振った結果ゴールネットが揺れていて、会場が湧いて。あの感覚は忘れられないです」
活躍を誰よりも喜んでいるのは家族。母親の貴代さんからは。
宮澤ひなた選手「得点王のママにしてくれてありがとうってLINEが入っていて。結果を残すことで少しでも恩返しができていたらと思います。でも、次は世界一の景色を見たいと言われたので。頑張らなきゃいけないって改めて思いました」
世界で感じた確かな手応え。今後についても語ってくれました。
宮澤ひなた選手「海外にチャレンジしたいという気持ちは今大会で改めて強くなりました。常に厳しい状況に身を置きながらチャレンジし続けていきたい」
宮澤選手を突き動かす原動力の1つには、宮城県への思いもあります。
宮澤ひなた選手「国を代表して戦うというのと同時に、仙台・宮城を代表してという思いはあった。本当にたくさんの応援があったからこそここまで頑張って来られたので、感動だったり笑顔だったりを今まで以上に届けられるように、もっともっと頑張っていきたい」