新しい全国知事会長に村井宮城県知事が正式に選ばれ、知事会として地域の魅力を海外発信していく方針などを示しました。
24日に東京都で全国知事会議が開かれ、村井知事以外に推薦を受けた候補がいなかったため、無投票で選ばれました。
村井知事は、北海道や東北など12道県の知事から推薦を集めていました。会長として取り組みたいこととして、都道府県ごとではなく、知事会全体で地域の魅力を海外へ発信することや、国と地方の仕事を見直し行政をスリム化することなどを挙げました。
村井知事「47都道府県の力を1つの方向にまとめて、外にあるいは内に向けていく必要があると思っています」
宮城県知事が全国知事会長に就くのは初めてで、東北では木村守江福島県知事以来、48年ぶりです。
平井伸治鳥取県知事「自衛官あるいは地方の現場からずっと積み上げてきた危機に対処する力、そのリーダーシップに私はご期待申し上げたい」
任期は、9月3日から2年間です。