新型コロナの影響で消費が落ち込んだ宮城県の名物ホヤを多くの人に食べてもらおうと、ホヤをふんだんに使った駅弁が開発されました。9月1日からJR仙台駅で販売されます。

 ホヤづくしの弁当、ほや弁です。人気の天ぷらなど7種類のホヤメニューが入っています。

 内田有香アナウンサー「ホヤの炊き込みご飯をいただきます。ごはんからもホヤの風味が感じられます。かめばかむほどうまみが出てきます」

 ご飯にはホヤを乾燥させた珍味、ほや酔明が入っています。

 ホヤをメインにした駅弁は、これまでほとんどなかったといいます。

 ほや弁は、新型コロナで打撃を受けたホヤ産業を応援し販路拡大を図ろうと駅弁製造のウェルネス伯養軒や食品会社など宮城県の5社が共同で開発しました。

 株式会社ウェルネス伯養軒吉川忍仙台支店長「お酒がぴったり合う商品なので新幹線に乗る時に、ほや弁とお酒を両方持って新幹線に乗り込むスタイルが新定番となることを願う」

 弁当は1450円で、9月1日からJR仙台駅で販売されます。