全国各地のこけしが展示販売される全国こけし祭りが、宮城県大崎市で開幕しました。

 68回目を迎える全国こけし祭りは大崎市鳴子温泉で開催されていて、4年ぶりの通常開催です。

 出品された215点のこけしの審査が行われ、最高賞の文部科学大臣賞には大崎市の櫻井尚道さんが選ばれました。

 今回は初めて、入賞した作品の一部を販売するということです。

 全国こけし祭り実行委員会大沼秀顕委員長「伝統性や本人の努力の形が現れた作品が多い」

 即売会は2日と3日、鳴子小学校の体育館で行われます。

 全国こけし祭りの開催に合わせて、全国の祭りを支援するダイドーグループの関係者らが大崎市長を表敬訪問しました。

 ダイドーグループは、2003年からテレビやウェブサイトを通して全国各地の祭りの魅力を発信していて、今回は全国こけし祭りをドキュメンタリー番組で紹介します。

 高野裕一東北営業部長らが大崎市の伊藤康志市長を表敬訪問し「祭りの認知度を高めることに貢献したい」と抱負を語りました。

 全国こけし祭りを紹介する番組は、khbで10月8日の午前10時55分から放送します。