2024年度からの本格稼働を予定している次世代放射光施設ナノテラスの振興のため、三菱地所が企業版ふるさと納税制度を活用して仙台市に2000万円を寄付しました。

 仙台市役所で開かれた贈呈式には、三菱地所の増渕多俊東北支店長や郡仙台市長などが出席しました。

 今回、三菱地所は企業版ふるさと納税として2千万円を寄付しました。寄付金は仙台市青葉区の次世代放射光施設ナノテラスの産業振興事業に充てられます。

 三菱地所増渕多俊東北支店長「世界レベルでの研究施設になってくるので、今まで以上に情報発信だったり人が集まってくることになると思うし、大いに期待している」

 市によりますと、2022年度の企業版ふるさと納税制度を活用した仙台市への寄付は40件計3億9400万円で、このうち9割に当たる3億5700万円をナノテラス関連が占めているということです。