高齢者のデジタルスキルの向上を目的とした新たなプロジェクトが仙台市で7日に始まりました。

 「SENSINプロジェクト」は東北大学とNTTコミュニケーションズ、仙台市が連携して進めるもので、デジタル技術を活用して高齢者の生きがいづくりや認知症の予防など様々な効果を生み出していくのが狙いです。

 7日はプロジェクトのキックオフ発表会が行われ、高齢者がスマートフォンの操作方法を学んだり、アプリの取得などの手順を体験したりしていました。

 東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター瀧靖之センター長「まさに趣味とか好奇心とかコミュニケーション、そういうものをさらに伸ばしていく上でスマートフォンは一つの重要なツールになる」

 来年3月までに6000人の高齢者を対象とした無料のスマホ教室を開催し、このうち120人を指導者に認定する方針です。