仙台市太白区の秋保温泉で、女将が講師となってマナー講座が開かれました。地元の中学生がおもてなしの心を学びました。

 地元の主要産業の魅力を知ってもらおうと秋保温泉旅館組合が毎年開いていて、秋保中学校の2年生12人が参加しました。

 生徒らは旅館の女将から良い姿勢で、声のトーンを上げて相手を思いやる印象の良いあいさつの仕方を教わりました。

 生徒らは、おもてなしにふさわしいお茶の入れ方や敬語の使い方など、社会で役立つマナーを教わりました。更に、客室の掃除なども体験しました。

 緑水亭若女将高橋知子さん「中学という貴重な時間の中で、観光地で学んだことを誇りに思い成長してほしい」

 生徒「将来旅館業に就きたいと思っているので、生かしていきたい」

 11月には、秋保温泉の旅館や飲食店などで実際に接客をする職場体験学習が行われる予定です。