三陸沖で獲れたブランドマグロ、三陸塩釜ひがしものが宮城県を飛び出し初めて九州に飛行機で運ばれました。福岡空港の飲食店で提供される予定です。

 仙台空港に運び込まれ、日本航空に引き渡されたのは、三陸沖で獲れた希少価値の高いメバチマグロ三陸塩釜ひがしもの2箱、約30キロ分です。

 塩釜市などで回転ずし店を運営する塩釜港が仕入れで、午後4時15分発の福岡便に積み込まれました。

 三陸塩釜ひがしものは、これまでに宮城県や首都圏で流通してきましたが、九州に上陸するのは初めてだということです。

 日本航空は19日も含めて11月までに4回、計60キロの三陸塩釜ひがしものを福岡県へ運ぶ予定で福岡空港内の飲食店、竹乃屋で刺身や握りずしなどとして提供される予定です。

 塩釜港森雄大さん「まずは福岡で食べていただければ、そのおいしさが分かるのではないかなと思うので、これを機に色々な所に広まっていけばいいなと思います」

 日本航空渡邊恭子さん「大阪・伊丹空港など、他の地域の方々にも今後知っていただくような機会をつくっていきたいなと考えております」