灯油価格の上昇が家計を直撃しているとして、宮城県生協連が宮城県に価格の抑制や低所得者への助成などを要請しました。

 県生協連のスタッフが宮城県庁を訪れ、家庭用灯油に関する要請書を提出しました

 。円安やロシアのウクライナ侵攻の影響で原油価格が高騰し、現在、みやぎ生協が配達する灯油の暫定価格は、18リットル2124円と前年の同じ時期に比べ72円高くなっています。

 要請書では灯油価格の上昇が家計を直撃し地域経済にも影響を与えているとして、価格の抑制や低所得者への助成などを求めています。

 県社会福祉課佐藤顕一副参事「市町村が行う灯油購入費等の助成に必要な支援を検討して参りたいと考えております」

 県生協連野崎和夫専務理事「現在灯油価格が非常に高い価格水準で提供されている。灯油価格の抑制と安定供給に向けて、行政としてもできるだけのことをしていただきたい」