エンゼルスからフリーエージェントとなり、去就が注目されている大谷翔平選手が日本の小学校に寄贈するグローブについて、仙台市教育委員会は市立小学校全120校が配布を希望しているとスポーツ用品メーカー側に伝えました。

 大谷選手と契約しているスポーツ用品メーカー、ニューバランスジャパンなどによりますとグローブは日本の約2万の小学校に3つずつ、2024年3月までをめどに寄贈することにしていて、全国の小学校に希望を募っています。

 仙台市では教育委員会が市立小学校120校に問い合わせたところ、全校から3つずつの配布希望があったということです。

 仙台市教育委員会は、計360のグローブを宮城野区の市教育センターで一括して受け取った後に各学校に配送する予定で、1月下旬の受け取り希望をメーカー側に伝えました。

 大谷選手はニューバランスジャパンのサイトに「私はこのグローブが私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます」とつづっています。