宮城県大崎市で、正月飾りの門松づくりが最盛期を迎えています。
40年ほど前から門松づくりを行っている大崎市古川の造園業、泰花園では新年を前に従業員総出で作業に当たっています。
門松は、3本に束ねた竹を稲わらで作った土台に固定し松の葉を竹の周りに敷きつめ、縁起物を飾り付けると完成です。
サイズは1メートルから1メートル80センチまで4種類あり、12月末までに計80対を作るということです。
泰花園佐々木吉教さん「新年のために良い門松を作って、良い年を皆さんに迎えていただきたいと作ってます」
古川での門松の生産者は30年ほど前までは10数軒ほどありましたが、高齢化により今では泰花園のみとなっています。
完成した門松は、仙台市の市場に出荷されるほか地域の常連客に販売されます。