宮城県富谷市は、災害時に安定的に飲み水を供給できるよう飲料水を製造販売する宮城県の企業2社と協定を結びました。

 富谷市が協定を結んだのは、飲料水を製造販売する仙台市宮城野区のウォーターネット仙台と、宮城県東松島市のガス&ライフです。

 協定では、大規模な災害が起きた時に市の要請で指定避難所と同じ数の23台のウォーターサーバーと、12リットル入りのボトル150本を無償で供給します。

 富谷市では東日本大震災で断水が発生し、水道が復旧するまで2週間以上かかりました。

 若生裕俊富谷市長「全国的に豪雨災害含め地震も含め、いつ何時災害が起こるか分からないという時に、市民の皆さんのいざという時の飲料水を提供できるというのは大変大きな心強い力になると思っています」

 ウォーターネット仙台菅原康平代表取締役「工場の方に蓄えもかなり持っておりますので、万が一災害が発生した場合に対応できると考えております」

 2社は、同様の協定を東松島市や栗原市と結んでいて富谷市が3件目です。