能登半島地震から半月が経過し、厳しい寒さや依然として続く断水の状況を踏まえ、仙台市の郡市長は被災者のニーズに応じた支援が必要との考えを示しました。
郡仙台市長「仙台市でも様々な支援をさせていただいているが、寒さも加わって厳しい状況だと思うが、是非皆様には希望を持って頑張っていただきたい」
16日の会見で郡市長は、支援に入った仙台市立病院の医師などから避難所で高齢者が乾パンや缶詰など冷たい食事をしている現状について報告があったとして、被災者のニーズに応じた支援が重要だと話しました。
郡市長「被災された方々1人1人に寄り添って、その方々の支援の必要性、必要なケースをしっかりと見極めた上で対応することが重要なんだなと私自身も改めて感じました」
仙台市によりますと、16日正午時点で被災地には避難所開設や医療、給水などのために延べ70人の職員が派遣されたということで、今後も継続的に支援を続けるということです。