仙台市青葉区の愛子タクシーが、仙台地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。
帝国データバンクによりますと、愛子タクシーは2002年に設立し観光地を巡る運賃定額のプランを打ち出すなど2019年3月期には年間2億2000万円の売り上げを計上していました。
しかし、新型コロナの影響で観光客が減少したほか同業他社との競合が激化したことなどから、2023年3月期の売り上げは1億4500万円に落ち込み債務超過に陥っていました。
燃料費の高騰なども負担となり新型コロナ関連の融資を活用して立て直しを図りましたが、資金繰りの改善が見込めず1月29日に事業を停止していました。
負債総額は約8000万円に上るということです。