オープン戦が中盤に入った楽天イーグルス、チーム打率2割9分2厘、チーム防御率2・15といずれも12球団中1位と好成績を残しています。13日は田中将大が先発し、則本昂大が最終回に登板しました。

 オフの手術明けから徐々に出力を上げてきた田中将大、前回登板は最速141キロでしたが13日は146キロを計測し力のこもった投球を見せます。

 3回、1点を失いなおもピンチを迎えますが、低めの変化球で打ち取り最少失点で切り抜けました。

 「順調に1つ1つステップを踏めている」と自身も納得のマウンドでした。

 田中将大投手「2日前のブルペンでも球速は出てきていたので、出力は上がったのかなと一応思っています」

 9回は、今シーズン抑えを務める則本が登板し、最初のバッターを146キロのストレートで三振に斬って取ると、その後ランナーを出しますが浅めに守っていたセンター田中和基がスライディングキャッチ。ダブルプレーとなりました。

 楽天は7安打を放ちましたが、1得点にとどまり1対6で敗れています。