生徒を全国から募集している宮城県の南三陸高校で入寮式が行われ、新入生10人が親元を離れて新たな生活をスタートさせました。

 南三陸高校は少子化などによる定員割れ解消のため2023年度から生徒を全国募集していて、旭桜寮は宮城県外から入学する生徒を受け入れようと町が整備しました。

 全国募集2年目は、宮城県外から2023年の倍の10人が入学し、寮の先輩や佐藤仁南三陸町長が出席して入寮式が開かれました。

 佐藤町長は「町民と意見を交わし、災害に遭った時に自分の命をどう守るか、しっかり勉強してください」と激励の言葉を贈りました。

 新入生「自然がきれいだったことと、地域の人がみんな優しくて温かかったので、南三陸高校に」「寮で一致団結して、これからどんどん盛り上げていこうという、自分たちで行う活動がとても楽しみです」

 式の後は食事会が開かれ、新入生は先輩たちと交流を深めました。