仙台銀行の頭取が11年ぶりに交代することが分かりました。
これは、親会社の「じもとホールディングス」が、会見で明らかにしたものです。
2013年から頭取を務める鈴木隆氏(70)は、6月20日の株主総会をもって退任し、新たに坂爪敏雄常務取締役(58)が昇格する予定です。
坂爪氏は、仙台市出身で、1991年に仙台銀行に入行した後、取締役融資部長などを経て、2022年6月からは子会社の「仙台銀キャピタル&コンサルティング」の代表取締役社長も務めています。
坂爪氏は「意思決定のスピードや挑戦する風土を継承し、さらに発展させ、地域社会の期待に応えられるよう誠心誠意取り組みたい」と述べました。
「じもとホールディングス」は、坂爪氏の指名理由について、「仙台銀行常務取締役として、融資業務、営業推進業務を統括し、同行発展にさらに貢献できる人材と判断した」とコメントしています。