宮城県塩釜市の塩釜神社で、江戸時代を起源とする恒例の「花まつり」が始まりました。
花まつりの起源は江戸時代にさかのぼります。
水害や日照りで不作に苦しめられた氏子が神社に祈願をしたところ、天候が安定し作柄も良くなったため感謝の意味を込めて神輿を出したことが始まりと言われています。
28日は午前10時から、国の重要文化財に指定されている本殿で、祭の始まりを告げる本殿祭が行われました。
そして午前11時半ごろ、白装束を身にまとった16人の担ぎ手たちがおよそ1トンの神輿を担いで神社を出発しました。
神輿は28日午後7時ごろまで塩釜市内各地を巡行します。