宮城県内の田植えの進捗率は5月8日時点で29.8パーセントと、2023年よりも早まっています。

 県のまとめによりますと、8日までに田植えが終わった県内の水田は1万6887ヘクタールで、進捗率は29.8パーセントと、2023年より4.3ポイント高くなっています。

 

 地域別で最も田植えが進んでいるのが石巻で49.1パーセント、次いで大崎が38.2パーセント、仙台で27.3パーセントなどとなっています。

 最も遅いのは気仙沼で3.3パーセントにとどまっています。

 進捗率が5パーセントに達した時期を示す「田植え始期」は、県全体で平年より1日早い5月3日でした。

 4月が高温傾向であったことから苗の生育が早まったとみられています。

 県は今後、水温や水の深さの管理に注意してほしいと呼び掛けています。