村井宮城県知事は14日に福岡県で視察した半導体人材の育成施設について、宮城県からもオンラインで活用したいとしたうえで、将来的には宮城県でも人材育成を行う考えを示しました。
村井知事「eラーニングやオンライン講座を開放していただけるのであれば、宮城県で関心のある方に勉強していただけるように」
台湾の半導体大手などによる工場の宮城県大衡村への進出を前に、村井知事は14日に福岡半導体リスキリングセンターを視察しました。
半導体やデジタル産業の人材を育成しようと2023年に福岡県が開設した施設で、5年間で2万5000人の育成を目指しています。
村井知事は20日の定例会見で、オンラインを通じて施設を活用したい考えを示したほか、宮城県でも人材育成が活発になることに期待を寄せました。
村井知事「JSMCが竣工することになれば、同じように人材の教育を考えていきます。その際には宮城県に閉じ込めるのではなくて広く開放して、色々な人が来て勉強できる環境も整えていければと」
村井知事は、東北大学と連携して人材育成の仕組みを整えられないか相談していきたいとしています