宮城県全体の2023年の観光客数は6800万人余りと、新型コロナ拡大前の2019年を30万人近く上回り過去最多となりました。

 県によりますと2023年の観光客数は6824万人で、前の年を1100万人19・2%上回りました。新型コロナ拡大前の2019年よりも28万人多く、過去最多となりました。

 2023年5月に新型コロナが5類に移行したことなどを背景に、仙台・青葉まつりや、全国都市緑化仙台フェアなど大きなイベントが開催されたことを理由に挙げています。

 宿泊者数も延べ943万人と前年から165万人増え、2019年の989万人に近い水準に回復しました。

 地域によっては回復が遅れていて、大崎圏域で、宿泊施設の廃業や人手不足などにより宿泊者数は2019年の約7割にとどまっています。