3日正午前、宮城県松島町の観光桟橋で遊覧船が護岸に接触する事故があり、乗客5人がけがをしました。

 3日午前11時半ごろ、松島町の観光桟橋で丸文松島汽船の遊覧船はやぶさ(19トン)が護岸に接触しました。

 当時、遊覧船には団体の旅行客33人と乗組員2人が乗っていましたが、このうち60代と70代の女性の乗客計5人が腕や手首を打撲するなどのけがをしました。いずれも軽症で病院に搬送された際に歩くことができたということです。

 宮城海上保安部によりますと、遊覧船は出航のため船と桟橋をつなぐロープを外した後、先端が前方の護岸に接触したということです。

 丸文松島汽船は「ご迷惑をお掛けし大変申し訳ございません。今後、このようなことがないよう努めます」とコメントしています。